Column

お役立ち情報

「定着する社員」を採用するために考慮したい3つのポイント

採用 , ブランディング 2024年04月22日

企業の持続的な成長に欠かせない問題の一つに、「従業員の定着」が挙げられます。
卓越した才能を確保し、自社の事業経営を支えるためには、企業の「採用力」を向上させることが重要です。
この記事では、採用した従業員が定着するために必要な、採用時に注意するポイントや採用後の取り組みについてご紹介します。

採用したい人物像を明確にする

採用におけるミスマッチを防ぐには、自社の求める人物像を明確に定義する必要があります。

事業の成長や安定化のためには、どのような人材が必要であるのか、必要なスキルや経験を明確にすることが重要です。
また、どのような性格の人材が自社の風土やカルチャーにマッチするか、という分析も必要になります。

求める人物像がはっきりしていれば、採用戦略の効率化や迷いのない選考基準設定にもつながります。
企業が求める人材を明確提示することで、求職者も期待されていることへの理解が深まりミスマッチのリスクを低減できると考えられます。

たとえば「育児用品の営業マンを採用したい」というケースであれば、対象は、女性の方がよい、ご家庭を持った方がよい、などの人物像が浮かび上がります。
マーケティング用語で「ペルソナ」と呼ばれる、具体的なターゲット人物像を描けるように対象の年齢・性別・家族構成・趣味嗜好などを想定して考え得てみましょう。

ターゲットに適した募集方法を選ぶ

新卒採用なのか中途採用なのか、一般職なのか専門職なのか、といった求める人材に応じて、適した採用手法を取り入れる必要があります。

Indeedのような求人検索エンジンや、各種求人媒体だけでなく、たとえばSNSを利用した「ソーシャルリクルーティング」は応募者側からの反応が期待できるなど、企業と応募者間の双方向で情報交換をできる点が大きな魅力とされています。

また、信頼できる既存社員から家族や知人を紹介してもらう「リファラル採用」も、採用コストの低減や費用対効果の観点から注目されています。

自社の魅力を正しく伝える

■自社の魅力を正しく伝える
魅力的な情報を発信しようとするあまり、メリットばかりを書き連ねるだけでは採用のミスマッチの原因になります。

仕事内容や労働条件について正しく情報提供するとともに、デメリットとなり得る情報についてもしっかり伝えることは、求職者に対して誠実な印象を与えることになります。

自社の魅力とは何か?それは採用したい人材を口説く力です。
企業の独自価値観について、たとえば下記のようにカテゴリーを分類して整理してみてはいかがでしょうか。

  1. 企業姿勢(社会的役割など)
  2. 事業/商品(どんな仕事・サービスか)
  3. 経営基盤(安定性や将来性)
  4. 仕事特性(仕事の独自性)
  5. キャリア(得られるキャリアイメージ)
  6. 報酬/待遇(報酬に係る労働条件)
  7. 人事施策(昇格・昇給のイメージ)
  8. 人的資産(こんな人と働きたい)
  9. 組織風土(人間関係や日常業務など)

このように自社の魅力を整理して分析し、求職者にとってメリットになること、デメリットになることを並べて、訴求ポイントをしっかり把握することが採用に関する「ブランディング」を行う第一歩となります。

こちらの記事も参照ください
はじめての採用ブランディング、その進め方や発信方法をご紹介

まとめ

採用のトレンドは、応募数重視から定着重視へと変わってきています。
採用した人材が定着するには?を考えた採用活動では、
・採用したい人物像を明確にする
・求める人材に適した採用手法を考える
・自社の魅力を正しく伝える
これら3つのポイントを重視しミスマッチのない採用を行うことが必要です。


株式会社ライオンハート

◾️名古屋で20年、1000社以上の採用支援の実績があるブランディング会社。
◾️採用サイト・展示会装飾物など会社のイメージアップに幅広い制作物をご提案。

書いた人:山羽 祐蔵(営業)

◾️就職を支援する会社で5年働いて、企業の魅せ方・伝え方が大切と気が付いて転職。
◾️会社の懸垂マシーンでコツコツ鍛える真面目な一児の父。

一覧に戻る

Contact Us お問い合わせ Contact
Us

ブランディングやWebサイトの制作依頼、お見積もり依頼、その他ブランディングに関するご相談を承っております。まずはお気軽に、メールフォーム、またはお電話にてご連絡ください。
お問い合わせ内容を確認の上、追って担当者からご連絡いたします。

お問い合わせフォーム